プーケットウォークのブログ

現地発信プーケット日本語情報サイト『プーケットウォーク』の取材ノートです。グルメ、ショッピング、観光、ビーチ、生活など、日々感じたことや感動したことなど。

チュイトゥイ神社に爆竹再び!道教・他府元帥の祭り

先月末に終わったベジタリアンフェステイバルですが、前国王の火葬式の行事を重なり、前例がない静けさの中で祭りが執り行われ、最大の儀式であったマーソン(神が降りる人)の行進も中止でした。

 

そのこともあってだと思いますが、昨日から一部中華神社では他府元帥のお祭りが執り行われています。他府元帥は、芸能系の神様のようです。

 

FBではタウンのチュイトゥイ神社が行事日程などをアップしていたので、本日8時9分から行われるタウン内の行進というのを見に行ってみました。セントラルの交差点を過ぎたあたりから続々と白い上下を着た信者たちが神社方向に向かっています。

 

神社手前の交差点付近にはすでに神様が降りたマーソンたちが行進の準備に入っていました。予想していたよりも、ベジタリアンフェスティバルのごとくの様子でした。

 

頬に串刺しをするマーソン、斧で背中を斬りつけるマーソン、神様をのせた神輿、神輿に巻かれた赤い大蛇のような爆竹。

 

 

こころの準備ができていなかったので、足元はサンダルだし、爆竹用のマスクはしていないし、爆竹の音で、鼓膜破れそうでした!

 この神輿の爆竹、ものすごかった!

 

私は道教の祭りのスーパーナチュラルな雰囲気が好きなのですが、とくに主神がのる神輿が好きです。マーソンと神輿、それを担ぐひとたちの白装束。キリッとした空気がそこにあり、なぜか、しばらく見惚れてしまいました。

お祭りは明日まで。

 

 

 

 

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【ハー島】大海原に浮かぶ秘境の島@クラビ

ハー島というの島があります。タイ語で5つの島という意味。

 

有名なピピ島の南に浮かぶ島々で、プーケットからは約80キロの距離にあります。

 

このハー島はさらに南下したロック島と合わせて、プーケットからスピードボートでの離島ツアーが昨年から始まりました。といっても10月から5月までという乾季限定ツアー。

 

ツアーの行程は最初にロック島に行って、遊んだり、ランチをとったりした後に帰りがけにハー島に寄ります。朝のさわやかな空気の中で、行きの船から見たハー島は突然大海原に現れた小さな秘境のようでした。5つの島といいましたが、実は1つはちょっと離れたところにあります。

 

写真seastar

写真に撮れなかったけど、あの感動は忘れられない。なにしろ、3エンジンのカタマランスピードボートなので、速い速い!あっという間に通り過ぎちゃいます。

 

ロック島は白砂が続く、これまたきれいな島。気持ちがゆるゆるします。

 

沖合でスノーケリングして、木陰でビュッフェランチをいただき、のんびり過ごしました。

 

さあ、帰りがけにあの、ハー島に寄ります。島に囲まれたラグーンはまさにエメラルドグリーンに輝いている!

 

そしてちいさなホワイトサンドのビーチがあります。穏やかな水域なのでスノーケリングにぴったし。船を停泊させて、スノーケリングタイム。水中にはトロピカルフィッシュや様々なコーラルが群生しています。

 写真seastar

こういう秘密の場所みたいな雰囲気があるところ、大好きです。たまたまみつけてこんな島に到着したら、さぞかしびっくりするだろうとか、想像しちゃいますね。

 

島は切り立った地形なので、ドロップオフになっていて、海中にはチムニーがあったり、たくさんのダイビングサイトがあるので、南タイを潜るダイバーには有名なようです。以下のリンクはプーケット在住ダイバーさんが送ってくれた水中の動画です!

vimeo.com

 

プーケットからの離島ツアーも、豪華な船を用意して、どんどん遠くまで行くようになりました。手つかずの自然を求め、より人のいないところに。

 

これはピピ島のマヤベイ、ディカプリオの映画『ビーチ』で有名になったビーチです。人気がすごすぎて、行っても人だらけということで、こういった状況を加速させたかもしれません。

 

行きは海もややラフっていましたがロック島まで約2時間。帰りは海面も鏡のようになって、ハー島からは約1時間半で帰ってきました。

 

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は伊万里ましたでています。3エンジンのカタマランスピードボートで行くので速いです。それでも行きは約2時間

マンゴとドリアンのシャーベット!タイもコンビニアイスは注目できる!

プーケットでも、最近はオリジナルのアイスクリームやキャンディを見かけます。美味しいけど1個100バーツ(約300円)ぐらいして、ご飯も食べられる金額だったりもします。

そんななかで、このeteというアイスクリームメーカーが出しているマンゴとドリアンのシャーベット。ほんとにフルーツの味がします。袋にもリアルフルーツから作っている、という表記があります。ドリアンはクリーミーでホンモノたべているみたい。

eteはセントラルやジャングセイロンといったデパートやショッピングセンターに出店していますが、このシャーベットはセブンイレブンで売っています。そしてなんと1本25バーツ(約75円)!

一緒にセブンイレブンオリジナルのドリアンもあったので、それも食べてみましたが、残念ながらこのドリアン好きの私でさえ、臭いと思っちゃう香りがして、ダメ~!食べきれなかった。

 

コンビニに並ぶ商品はやはり、要チェックですね。

 

部長さんのカオパットという焼き飯@プーケットタウン生鮮市場裏の食堂

グルメの友人、ジェイコのオカマ友達推薦という、プーケットタウンの生鮮市場裏にある、見かけはあんまり入りたくないなあ、と思われる佇まいの食堂だった。

 

お昼過ぎに行ったので、いかにも暑そう~。店先でおじさんがフライパンをふっている。奥さんと思われるおばさんがサービス。夫婦で賄っている店だ。

 

テーブルは4席ぐらいで、行ったときはお客が2席。壁にはぎっしりとメニューが貼られている。入ってみると、意外に清潔で、コンクリの床もきれいに掃除されていて、安心して座れた。

 

なんか、家族連れのようなお客はシーフードを食べていて、お会計は900バーツとかいっていた。あれま、こんな店でかい?とジェイコと顔を見合わせた。

 

それで私たちは人気メニューという、カオパット プーチャッカーン(部長さんの焼き飯)を頼んだ。プーチャッカーンって日本語でいうと支配人だろうか。でも、カオパット(焼き飯)に付くとしたら部長さんかな、と私が勝手にそう訳した。

 

さすが、部長さんのカオパットだけあって、凝ってる。ほぐした魚をカレーペーストで炒めた焼き飯に、甘みのある中華ソーセージ、豚バラのカリカリ肉、ガーリックチップをトッピング。

 

南部タイ料理の代表的なものにクアクリンというのがあって、それは豚のひき肉をカレーで炒めた激辛料理。こちらのおじさんシェフはそれを魚にして、味も辛くなくマイルド仕上げに。と、いつものグルメなジェイコが教えてくれました。

 

こんなカオパット食べたことない!美味しい~!お値段は確か70バーツだったか。90バーツだったか。

 

それに大きなカニ肉入りの卵焼きとゲーンソム(魚の酸っぱ辛いカレー)もいただきました。ゲーンソムはハタの身に、夜来香(イエライシャン)と呼ばれる花のつぼみ、魚卵と、これまた凝った具(だと思う)。辛さにはへなちょこの私のリクエストで辛さ抑えめでお願いしました。

 

店頭にある野菜もさすが、市場そばだけあって新鮮だし、おじさんは凝った料理を作るし、メニューも豊富。

 

もっと、いろいろ食べてみたくなるお店です。夕方5時ぐらいに閉店。

 

 

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美味しかった味が帰ってきた!【プラーパットクンチャイ】ミートンポー@カトゥ

プーケットタウンの時計台のそばにはプーケット独自の麺料理『ミーホッキアン』が有名なミートンポーという老舗があります。観光客も押し寄せる店でいつも混んでいます。

 

私はこのミートンポーのミーホッキアンにはあまり興味がないんですが、それはいいとして、このミートンポーは島内に支店がいくつかあり、私が住むカトゥにもあります。

 

タウンよりも店もきれい。ある日食べたここのプラーパットクンチャイが大のお気にいりになりました。これは揚げた白身魚とセロリ炒めで、細く刻んだショウガも入っている、中華風の料理。

 

一番最初に食べたときは、キュウリとパクチーラオと呼ばれるディルが添えられ、町のごはん屋とは思えない、洗練された飾り付け。味もさらっと上品で、私はすっかりこの料理の虜になりました。

 

しかし、そんな感激は長く続きませんでした。ある日食べたプラーパットクチャイは濃い感じでしょっぱく、飾り付けなんて別に、という風に変わり果てていました。あ~、シェフが変わってしまったんだ。

 

あれから、2年以上が経ったと思います。それでも時々行っては食べました。あのしょっぱくてどうしようもない味を作ったシェフも去ったようで、なんとなく、レベルは上がりました。でも最初ほどではない。なんか白身魚が小さく、ケチくさくなったときもありました。

 

別の支店に行って食べ比べたこともありました。それは可もなく、不可もなくでした。

 

そして今日、久々にカトゥの店に行ってまた注文!

いつもと違う。揚げ魚の切り身が大きくなってる。それにキュウリの隣にディルがちょこんとあって、気遣いが感じられる。また、あの最初の日を思わせる味~!!!

同じシェフではないかもしれないけど、私が好きな味を作ってくれるシェフに変わったようです。感激です!

 

ご飯のせ一皿69バーツという、安いご飯です。

場所はパトンに向かうカルテックスがある交差点をロータス方向にいってすぐ。

 

 

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フライングキウイのハンバーガー。こういうの、グルメバーガーって言うの?!

バニアンツリーなどの高級ホテルが集まるラグーナエリアのそばにあるショッピングコンプレックス『ボートアベニュー』にある『フライングキウイ』で、久々にハンバーガーを食べてきました。

 

ここのハンバーガー、すっごい美味しいの!私は普段、ハンバーガー全然食べない。ハンバーガーのチェーン、バーガーキングはプーケットにもあちこちにあって、友人でもあれ好きだ、という人も多いようだけど、大昔、バックパッカーでアメリカをバスで旅して、そのバスステーショには必ずバーガーキングがあって、そればっかり食べていた記憶があり、飽きてしまったという気持ちと、本場アメリカでも美味しかったという記憶がない。

 

しかし、フライングキウイ違った。1年前ぐらいに初めて食べてお気にいリになった。前回と同じく、チキンフィレにスパイシーアボガドピューレ、ベーコン、チェダーチーズ、トマト、それにオニオンリングが挟まれたクールブロチキン(CHUR-BRO CHICKEN)。

 

上手く食べられそうもないと、ジェイコさんに言ったら、バンズの下の部分をギュッと押さえて食べるとこぼさずに食べられる、と教えてもらい、その通りにすると、なんと具をこぼさず、きれいに食べられました。

 

一口め、ぱくつくとバンズの表面がちょっぴりカリッとして、それもいい。いろんな味が混ざり合うというんだろうか、食べてて飽きない。味が単一じゃないというのか?それにチキンフィレというのが、重くなくていいのかな。こういうのグルメバーガーっていうんでしょうか。

 

このお店はプーケットハンバーガーコンテストというのがあって、そこでも2位に入賞する実力派なんです。いつも1位はホテルなんですけど、高級素材を使用するので、それが優勝のポイントなのか?と思っています。その入賞バーガーはクラシックキウイといって、NZ産ビーフにレタス、ビートルーツのピクルス、目玉焼きがのったもの。

 

 

サイドディッシュにはアイオリソースとトリュフオイルがかかったフライドポテト。

これもリピート!ソースのトッピングは他にシーソルトやカレー、チリなど7種類あります。ポテトは2度揚げすることで、サクホクになるんですね。

 

ネットで日本のグルメバーガーって調べてみたら、1500円くらいするようです。こちらは250バーツ、フライドポテトは120バーツ。在住としては安いとはいえないけど、日本からしたらまだまだ安いので、ハンバーガー好きにはおすすめの店です。

 

オーナーはイギリス人で店には居なかったのですが、FBみたら、健康上の問題でイギリスに帰っているようです。早く戻って来られればいいんですが。

 

フライングキウイのお店情報

 

 

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水の精霊に感謝を込めて灯籠を流します。ローイクラトン祭り。

昨晩はローイクラトンでした。ローイは流す、クラトンは灯籠という意味で、陰暦12月の満月の晩に行われます。主にバナナの葉で作った灯籠にロウソクと線香をのせ、おまけに小銭と毛髪を添えて川、池、海と、水のあるところで流します。

 

 

農業の収穫に感謝し、水の精霊に感謝を示して灯籠を流すというのが、この祭りの主旨ですが、厄災を払うなども付け加えられます😁

 

そして今年はバンタオ・ビーチの高級ホテルが集まるラグーナエリアでのローイクラトンに初めて行ってみました。といってもホテル内ではなく、ローカルが集まる池です。

池には固定された大きな灯籠が飾られていました。

 

駐車場も広いのがあったし、会場もなかなかきれいに整備され、クラトン(灯籠)のロウソクに火をつける松明が用意されているところが気がきいています。

テントでは子どもたちの踊りが披露されていました。

 

クラトンを売っている店や屋台もでています。ちなみに私が買ったクラトンは50バーツでした。

 

 

タイ北部やバンコクなどに比べ、祭り自体は趣向が凝らされていないのでプーケットは地味。海に流そうものなら、波がジャブジャブで戻ってきてしまう。それを沖に押しやるために、男の子のアルバイトが暗い海に入ってクラトンを流す、という光景がパトンビーチなどでは普通に見られます。

 

このお祭りが終わると、いよいよ本格的ハイシーズンの到来。

ニューイヤーに向かって、島全体が大忙しになっていきます。

 

 

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