プミポン前国王の火葬式。国中が喪に服す。
前年の10月13日に亡くなられて、本日26日に火葬式が執り行われています。この儀式はタイの全テレビ局でライブ配信。そのスケールの大きさと荘厳さには圧倒される思いです。写真はテレビから撮ってみました。
前国王は在位70年という世界現役国家元首で最長という記録です。また前国王は貧しい人たちのために尽力を尽くしたことで、国民に本当に愛された国王でした。
犬好きなことも有名で、王宮で生まれた雑種犬たちも可愛がっていました。いつも王様に寄り添う姿が愛らしかったトーンデーンは、国民の間でも大人気になって、銅像も立てられたほど。
朝からずっとテレビ中継されていますが、火葬されるのは午後10時。タイ全県で、火葬台(というのか?)のレプリカが建てられ、国民が火葬式に参加できるようになっています。
黄金色に輝くのが火葬台。びっくりです。これは後ほど取り壊されるそうです。
前国王が安置されている黄金色の棺桶です。
それに加えて、私の家のすぐそばの寺も儀式を行う寺に認定されていて、午後8時から儀式が執り行われるとのことです。これには行って見ようかと思っています。
タイ王国の歴史と華麗な文化、王室の権威、国民の王室に対する敬意を十分に感じさせられる一日です。
最後の写真は火葬台に向かう黄金色の棺桶。最期のお別れなのだと思うと荘厳で感動的でした。