プーケットウォークのブログ

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とろとろカキの卵とじ炒めオースアン!┃プーケットで食べる潮州料理!

プーケットでは珍しい、潮州(チャオチョウ)の中華料理が食べられる店がタウンのサムコンにあります。タイに華僑が多いというのは意外と知られていないことらしいのですが、その多くは広東省の潮州からの人たち。華僑といえば、潮州人というのが圧倒的なんだそうです。

 

ところが、プーケットは華僑といえば、福建省からマレーシアのペナンに渡った人たちなので、地元の中華系食堂で食べられる料理も潮州系とは異なります。

さてさて潮州料理というのは調べてみると、

スルメ、干し牡蠣、魚の干物、乾燥させた浮き袋、ふかひれなどといった海産物系の乾物をよく利用。これらの素材は、煮てやれば、うま味を引き出せるので、スープをはじめとして、比較的あっさりしているが素材のうま味を活かした料理に特色がある。

 日本人も好きなあっさりした味ですが、日本には専門店は少ないとか。

 

それでは料理を紹介!まずは代表的な潮州料理のひとつ、オースアンをいただきました。カキのタマゴとじ炒めです。とろとろっとした新鮮なカキがたくさん。とろみがあって美味しい!

お馴染みジェイコは、この料理に使われているお酒(たぶん中国の)の匂いがだめといっていって、あまりすすまない様子。お気の毒です。これは150バーツだったと思います。

 

麺はライスヌードルが基本とのこと。これはタイ料理に同化していますね。ここでも人気料理ということで、ラットナー(あんかけヌードル)を。具は豚にしました。メニューによれば、豚肉も柔らかくなっています。ごま油のいい香りがして、あんがとろっとしていておいしい。キッジョーを入れて食べろといわれました。これは飲茶を食べるときに使う酢醤油です。これは50バーツ。

 

カオパットプーもおすすめだということで食べましたがこれは普通かな、というレベル。米がパラパラになっているのはいい感じ。これにラットナーのあんをかけて食べたら、うわあ!めちゃうまい。ご飯がすすむ。すすむ。

 

 

タイに住む中華系タイ人は70%が潮州出身でプーケットのホッキアン(福建省出身)たちは全体からみればマイナリティ。プーケットではどこにでもある黄色い太麺ミールアンはバンコクではあまりみかかけない麺なんだそうだ。

私もジェイコもタイといえば、プーケットからなので、ミールアンがバンコクにはないということが衝撃的でした!

 

それに、プーケット名物ホッケンミーは汁が多いのですが、炒め麺に汁があんなに入るのもどうもプーケットだけらしい。これまた衝撃的!

 

個人的にはミールアンは何か粉っぽくてあまり好きではないけど、プーケットらしさを担う麺だったとはね。

 

このお店、なんとアワビのラットナーとかもありありますよ。これは2~3人用で一皿350バーツ。

 

次回はぜひ、アワビのラットナーをいただきたい!

 

 

潮州菜館

営業 11:00〜14:00、17:00〜22:00

プーケットタウン・ワチラ病院の向かい側。ややバンコクプーケット病院より。看板が目印

 

 

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