プーケットウォークのブログ

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日本とタイの友好の魚【プラータプティム】@チルバナイトマーケット・プーケット

海のそばに住んでいるのだが、料理下手なせいか、魚を食べる機会は肉に比べて圧倒的に少ない。先日もチルバマーケットに行って、ぶらぶらしていたらお腹が空いてきたので、ジェイコとなにか食べようということになった。

 

それで今回、ジェイコがおすすめしてくれたのは焼いたプラータプティム。外で食べる魚料理としてはプラータプティムが一番安いんじゃないかということだ。

 

セットにはカノムジン(タイ風素麺)が付いていて、これと魚を混ぜて、ちょっぴり甘みのあるナムチムシーフード(シーフードソース)といただく。魚はちょっとだけ、泥臭さが匂ったけど、全然大丈夫な許容範囲。身もふわふわっと。いやあ~、さっぱりしていて、おいしい。ナムチムシーフードもなかなかいい。これで250バーツ(約800円)。庶民的だわ~。

 

このプラータプティムは養殖淡水魚で、日本との関わりを持つエピソードがあります。

 

養殖高級魚の“ プラー・タプティム ”の素性は、タイ庶民の大衆魚 ( 養殖 ) と称される “ プラー・ニン ” ปลาืนิง を交配させて産み出された魚種なのだとか。

タイの大衆的な養殖魚 “ プラー・ニン は、今上天皇 ( 平成天皇 ) が皇太子 ( 明仁親王 ) だった頃、タイ国をご訪問された折に、故プミポン国王から “ タイ国民の蛋白質不足問題 ” の話を拝聴。その後、タイの抱える問題解決の一助として、50尾の “ テラピア・ニロチカ ” ( イズミダイ ) を贈呈。それを故プミポン国王が王宮で育て、その後プラー・ニンをタイ全土に広めるように命令し、タイの大衆養殖魚になりました。

http://koramu2.blog59.fc2.com/blog-entry-580.html

 

  タイに住む日本人としては、誇らしいお話だと思います。

 

プラータプティムは匂い消しのために、口からハーブがギュウギュウ詰めにされて焼かれます。焼いて置いてある魚の顔、なぜか半魚人のように見えたのは私だけ?

 

 

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