プーケットウォークのブログ

現地発信プーケット日本語情報サイト『プーケットウォーク』の取材ノートです。グルメ、ショッピング、観光、ビーチ、生活など、日々感じたことや感動したことなど。

20年後には高齢化社会が始まるタイ

先日、ホリエモンがタイの水掛けまつりにやって来た、という番組をネットで見た。ホリエモンは、もう20年ぐらい前からタイに来ているらしく、水掛けまつりにも毎年参加している、というようなことを言っていた。

 

そして現在のタイに関して、タイはすごく経済発展していて、金持ちといったら、そのスケールは日本の比じゃない、といっていた。そういう今のタイを紹介していることがとても新鮮に思えた。

 

きっと今でも多くの日本人がタイは後進国で、物価も安く、スラムの貧しい子どもたちとか、農村の貧しい暮らしとか、そんなことをイメージするんじゃないかと思う。もちろん、そういう貧しさも存在しているし、決して先進国でもない。

 

私の周囲のタイ人も日本へ旅行に行っている人はたくさんいるし、プーケットタウンでカフェやレストランなどを経営している中華系3代目の人たちは、私が会っている人だけでもみんな流暢な英語を話し、イギリスやアメリカに留学経験ありという人が多い!

 

タイは日本のようには発展してこなかった。私がタイにやって来たおよそ20年ほど前は家に固定電話をいれるのも大変で、電話がない家庭も多かった。それが携帯の出現と普及で固定電話の歴史がないように思える。今では世界的にSNSを利用する人が多い国に上げられている。

 

なにもかもが急速に進んでいる。20年前、最初に住んだパトンビーチの貸家の大家さんは親切なお母さんと5人兄弟の大家族だった。お母さんと娘で素朴なレストランをやって、みんなが助け合って暮らしているように見えたし、大家族っていいなあと思ったものだ。でも、最近の若い夫婦で大家族なんて聞かないな。こども一人とか、せいぜい二人とか。

 

ちなみに大家さんは後日談として、プーケット一の繁華街をもつパトンに土地を持っていたので、その後、パトンの店をしめ、タウン郊外に豪邸を購入。タイ北部のチェンマイにも家を建て、果樹園も経営というから、びっくりさせられた。

 

そうだ、あの頃はみんな結婚も早かった。30代女性で独身とか聞かなかった。それが現在はそんな女性、周りにも結構いる。 タイは昔から女性の社会進出は進んでいたけれど、現在はさらに多くの女性が経済的余裕と自分の暮らしを楽しんでいる、ということなのだろう。

 

そして、先日見た記事では、2040年には65歳以上の高齢者が人口の1/4を占めるようになるという。ASEANの中でも急速に高齢化が進んでいる国なんだそうだ。え~、あとたった20年で高齢化社会とは! 衝撃的すぎる!!

 

とりとめないですが、タイについて、でした。