ウォールアートと心地よい空間-ウイルソンズカフェ@ラワイ プーケット
側面のウォールアートがかわいいし、店内も広々で居心地のいいカフェ、ウイルソンズカフェ。オーナーはたぶん、欧米からの夫婦のようで、ご主人が咽頭ガンから回復して、この地で身体のオーバーホールをしようと考え、クリーンでナチュラル、ヘルシーな食べ物を提供しようと始めた。そんなことがfacebookにありました。
ここで、プーケットのエリア的特徴を。ラワイはプーケットの最南端に位置するエリアで欧米系のエキスパットが多く、ゆったりとしたナチュラルな生活を好み、嗜好はカジュアル、という風です。
同じく欧米系エキスパットが多い、やや北部に位置するバンタオビーチなどを含むチェンタレーと呼ばれるエリアは高級でラグジュアリー志向。クールを好む、というスタイルです。
なので、ラワイ方面には個性的でカジュアルな店も多いんですね。このカフェでもヘルシーなオールデイブレックファーストやスムージーボウルやローフードのケーキ、コールドプレスジュース、おいしいコーヒーなどがいただけます。
ローフードのキャラメル味のケーキ(150バーツ)いただきました。他のケーキはみんな売り切れになっていて。でも、これはちょっとどうかな? 濃厚なんですけど、なんか、キャラメルを噛みしめる、というような....。ジェイコと二人で食べても食べきれなかったですよ。
アクセサリーとか、かわいいものも売っていて、値段も高くない。個人的には居心地がいい空間ですごく気に入りました。南に行ったら、寄ってみたいおすすめのカフェです。
Willson's cafe Phuket
https://www.facebook.com/Wilsonsphuket/
家族で楽しむプーケット 観光モデルコース┃アクティビティ&グルメ-シャロン・ラワイ周辺
プーケットでポキを食べる@ムエタイ通り
ジェイコに「ポキ食べに行かない?」と誘われ、ムエタイ通りにあるギャラリー・カフェの支店、『アイランド ポキ ボウルプーケット』でポキをいただきました。ムエタイ通りというのはタイの国技ムエタイ(タイボクシング)の練習ジムが集まっていることからそういわれています。友人から聞いたところによれば、世界中から格闘技系の有名人も訪れているとか.....。
この通り、なにしろ、欧米系マッチョばかり。女子もいますよ。みんな黒系のTシャツ着て、短パン履いてる。なので筋肉とヘルシーを好む人達のためのジムあり、ヨガあり、宿あり、カフェあり、スムージーボウルの店などなどと、狭い通りにヘルシー系がいっぱい。
ポキってハワイ生まれですよね。ハワイで食べたことないので、調べてみると、ハワイは意外にマグロ漬け丼にちかい?ものが多いようですね。絶対食べたいポキみたいな記事では漬け丼風が多いです。それはそれで美味しそうなんだけど。
このプーケットのポキ、はっきりいって美味しかった!ポキはマグロかサーモンが選べ、アボカド、熟したマンゴー、エリンギ、キュウリ、ラディッシュ、そして中華ワカメ。ご飯は白米と玄米がミックスして炊かれています。中華ワカメが中華ごま味で味を引き締めていい感じ。マンゴーは今季節なので甘いです。これでレギュラーは180バーツ。大盛りは250バーツ。
店はオープンエアで、奥にはゲストハウスがあって、そこのプールに面してテーブルが置かれています。プールでは欧米人が遊んでいました。小さな空間ですが雰囲気もいい。私たちだけ、異質の人でしたが、ま、そんなことは気にせず、ゆっくりさせていただきました。
最後にこのお店、最初に書いたようにギャラリー・カフェの支店なのですが、このギャラリー・カフェもプーケットで人気のカフェのひとつで島にどんどん支店オープンしている、勢いのあるお店です。
Island Poke Bowl Phuket
https://www.facebook.com/islandpokebowlphuket/
ハヤシライスみたい!ゲーンハンレーという北部のカレー @プーケット
ジェイコに「ゲーンハンレー食べにいかないか」と誘われ、タウンに古くからあるというタイ北部料理の店に行きました。プーケットが位置するタイ南部は激辛料理が多いといわれていますが、北部はさほどでもなく、ゲーンハンレーはタイ北部のカレーで豚バラとショウガを煮込んだハヤシライスのような、シチューぽくも思えるカレー。これでなんとなく想像できるでしょうか。
辛さ控えめ、トマトをベースに使っているような、甘みのある味。でも北部といっても、ジェイコがいうには、チェンマイで食べたときはもっと黄色い感じで、ちょっと味も違う。この店のは同じ北部でもランパーンとかランプーンエリアの料理を出す店に行ったときの味にとても似ている、という解説でした。
私は2年前にジェイコとチェンマイに2泊3日で遊びにいきましたが、なんとゲーンハンレーを食べなかった。プーケットにはない居酒屋行ったり、オーガニック野菜のカフェでランチ食べたり、イチゴが安くて美味しくてたらふく食べてたら、2泊じゃ、時間ありませんでした。濃厚でまろやかなカレースープの麺カオソーイやサイウア(チェンマイソーセージ)は食べましたが....。野菜自体も新鮮ですごく美味しい!
辛いもの苦手なので、南部のカレーは辛すぎてほとんど食べられない。これなら時々、テイクアウトしたいな。大きな豚バラが入りで 1袋80バーツ。
カオソーイもいただきました。
上はタムカヌンというそうで、アク抜きしたカヌン(ジャックフルーツ)を叩いて潰して各種ハーブと混ぜたサラダ。カヌンはちょっとホクホクした食感。この店のは辛くもなく、味に主張がないけど、合いの手にいい。こういう味は南部には存在しない、のであります。
クルアラプーン
マンゴーの季節!フローズンマンゴーマルガリータを海辺で@アオヨンビーチ プーケット
4月12日から16日まで、タイはソンクラーン(タイのお正月)。今年はほんと暑い!ソンクラーンは別名水掛け祭り。この水掛けを楽しみにやってくる観光客もすごく増えます。下の動画はプーケットじゃないけど、クレイジーだから見てみて。
Songkran Water Festival 2018 | Thai New Year | Bangkok | Pattaya | Chiang Mai | Phuket
ですが、タイ暮らしも長くなると、私の友人や在住外国人には、13日(プーケットは水掛けはこの日のみ)は一歩も家を出ない、そんな人も多いです。ビッショビショになるのがイヤなんですね。氷水や色水もありますから.。まあ、かつては私もおおいに楽しんだ一人です。
友人のジェイコは外出ない派なので、12日にいろいろ遊びに?取材に?回りました。最終点はなんとパンワ岬からすぐのアオヨンビーチ。人も少なくてのんびりしたビーチです。
ここのビーチ沿いの店でフローズンマンゴーマルガリータをいただきました。マンゴーがたっぷり! とっても美味しかった。おまけにハッピーアワーで1杯頼むともう1杯フリー。2杯めはモヒートにしました。
マンゴーの季節でいろんなスイーツもいただきましたが、カクテルの存在を忘れていました。夕暮れには、マンゴースムージーより美味しい。
小腹も空いて、バイカパオのピザもいただきました。なかなか美味しかったです。
カオマンカイオップ。味はいいけど、店主がね、の、店....@プーケット
タイ料理の中でもカオマンカイは有名で日本人でも好きな人多いですよね。煮た鶏を鶏のスープで炊き上げたご飯にのせて専用ソースでいただきます。
先日、ジェイコと久々に食べ物取材にでかけました。夕方1軒北部料理の店に行って、その後、スターバックスでちょい休憩。そして夜のタウンにでかけたわけです。
オールドタウンエリアに行ったのですが、その周辺はいろんな店が夜から開いて、目を付けていたカオマンカイオップの店というのに行きました。オップというのは、ローストということで、店先にはローストして表面が赤く焼けた小ぶりの鶏が数羽ぶら下がっていました。
私はオップ(ロースト)のカオマンカイは初めて。おまけにこの店、いまどき、40バーツと、壁に貼ってあります。安いなあ~!
でてきたカオマンカイオップ。鶏肉が超細切り!
もうちょっと厚いほうが美味しいのにね、40バーツって、今どきは厳しいんだね、と。
でも、鶏肉はジューシーで美味しいし、ご飯もいい感じに炊けています。
さて、お勘定というと、「100バーツ」と言われました。??と思いましたが、なんかそれを口に出すこともなく、一応払いました。不信感.....。
店をでてから店先の写真を撮り忘れたと思い、引き返して撮影。そのときにおばちゃんに、「あれ、一皿いくらですか?40バーツと書いてあったけど」と尋ねると、そのおばちゃんが店を仕切っている風で、ピセット(大盛り)だから50バーツ、しらっと言われました。
ジェイコとあれが大盛りなんて考えられない、
あのおばちゃん、外人と思って50バーツにしたんだな。なんか、そういうこと考えそうな雰囲気。と、そういう結論へ。
仮に本当に大盛りで、注文聞き間違いなら許せるんですがね。
私たちも長く住んでいて、それもタウンでこういう思いをさせられるなんて!でした。10バーツぐらい、なんです。外人だから、がいや~な気分なんです。
なので、味は良かったけど、いやな思い出として記しておこうと思います。
美味しかった料理@プーケット ナイトマーケット ビュッフェ!
今回で2回めのプーケットナイトマーケットビュッフェ。パトンビーチのグランドメルキュールプーケットパトンで毎週月曜日に開催されているビュッフェ。グランドメルキュールでは週3回、テーマを変えたビュッフェがあるが、このナイトマーケットが一番人気だそう。
以前よりもかなりパワーアップしたビュッフェライン。ナイトマーケットということで、屋台料理、プーケットの地元料理、シーフードBBQ、そしてタイ&西洋のスイーツと、全部で45種類と充実しています。
それでは個人的に美味しかった料理を発表で~す。
タイのトムヤム味ラーメン、バミートムヤム
なにもホテルでと思いきや、スープが美味しいの。大根も入ったスープに、赤っぽいトムヤム味を作るナムプリックパオ(ペースト)が添えられます。今の状態はペーストをまだ溶いていない。あとから混ぜまぜ。
麺はお好みで選べます。
カニのカレー、ミーフンゲーンプー
これはプーケットの地元料理。カニのダシが利いた、ココナッツミルク入のカレーです。素麺風の麺とともにいただきます。なにしろ、グツグツ言っている鍋からすくったのでカニのダシも出尽くした!という旨味。美味しいこと、美味しいこと。
世界の料理ナンバー1に輝いたことのあるマッサマンカリー
2,011年CNNトラベルが世界の美味しい料理というのを発表したときに、1位に輝いたのがこのマッサーマンカリー。イスラム系のカレーで、激辛のカレーが多い中ではマイルド。
ここのはスパイスが効いていて、たぶんベルガモン?の香りが強い。必ず入るじゃがいもの美味いこと!
ちょうどいい味付け。ヤムソムオー(ザボンのサラダ)
ヤムソムオーはザボンのサラダ。タイに来たらおすすめされる料理のひとつ。しかし、これ、意外に美味しいところが少ない。なぜか、ザボンを合えるのに使うえび味噌ペースト(ナムプリックパオ)が強すぎるところが多いこと。えび味噌の味が前面に出過ぎ。やっぱり、ここがホテル。やさしく抑えたさらりとした味の仕上がり。美味しゅうございました。
見ているだけでも楽しい駄菓子のデモンストレーション
お菓子は駄菓子コーナーが見ているだけでも楽しかった。昔の道具がなかった時代によく工夫したものだと関心させられる。
『カオキャップ パクモー』というお菓子。お湯の湧いているお鍋に布を貼って、そこに米粉をのせる。そうするとそのスチームで蒸されて、それが米粉の薄い皮となり、そこに甘辛いミンチ肉やピーナッツなどの具をのせ、ヘラで巻きます。
彩りのきれいなタイのお菓子。初めて食べた、ホオズキみたいな王室お菓子は色も形もきれいだが、味も美味しかった。タイ人のスタッフも初めて食べたという、かなり幻度高いのかも。
観光客に有名なのがもち米とマンゴーのお菓子、カオニャオマムアン。これはカクテルグラスにおしゃれに少量で入っていました。
グランドメルキュールはフランス・アコーホテルズのホテル。アコーって、ご飯が美味しいんです。とりわけ、スイーツも超美味しいし、頑張ってるっ感がすごい。ちゃんと西洋菓子もありますよ!
最後に日本食は最近のビュッフェにははずせない要素。ここでは海苔巻きがありました。緑色のとびこの巻きずし。これもいただき!
グランドメルキュールは日本人宿泊客も意外と多いホテルです。日にちがあえば料金もリーズナブルなのでおすすめです。詳細は下記から。
パンガー湾カヌーとジェームス・ボンド島観光++
久々にプーケットから船に乗って、パンガー湾へのカヌーツアーにお出かけ。プーケット北部にあるアオポーという船着き場から出発。船は結構大型船で、カヌーも20艘以上搭載していた。
ここで、ちょっとパンガー湾について説明。
パンガー湾 (タイ語: อ่าวพังงา、英語: Phang Nga Bay) は、プーケット島とタイ南部のマレー半島に囲まれたアンダマン海域400 km²の湾。1981年湾周辺域はパンガー湾国立公園に指定された。国立公園はパンガー県内に位置する。
パンガー湾国立公園(海洋国立公園)は、2002年8月14日、生態系の国際的重要性からラムサール条約 に登録された(no. 1185)。
パンガー湾は水深の浅い湾である。湾内には42の島があり、潮間帯森林湿地、28種類のマングローブ、藻場、サンゴ礁などが見られる。(ウィキペディアより)
パンガーはひと言で言えば大いなる自然が広がる田舎。湾内の島々は石灰岩ででき、その形はまさに奇岩!鍾乳洞もたくさんある。そのパンガー湾で一番人気のアクティビティがシーカヌーなのだ。
パンガー湾は内海なので、1年中穏やか。海は緑色をしている。本日はエージェントを経営しているR子のインスペクションにお供させていただいた。船は海を滑るように走っていく。乗船して約1時間。パンガーの奇岩が見えて来た。いつ見てもすごい造形だなあと思う。奇岩の風景には雲もお似合いで、薄曇りの中に見る奇岩も風流を感じる。
このツアーは本格的なカヌーツアーではなく、2ヵ所でカヌーを楽しみ、その後に観光名所にも行くという、お手軽なツアーだ。
この日も40人以上のお客がいたため、最初に胸に貼ってもらったステッカーのナンバー順にカヌーに乗船するとアナウンスがあった。その順番を待ってすでに海に浮かんでいるカヌーに乗り変える。カヤックガイドが同乗するので、私たちは乗っているだけ、となる。
最初はパナック島の大洞窟に入った。潮の干満で洞窟に入るため、大型船が5艘ぐらい洞窟前に停泊。洞窟内は混み合っていた。ガイドが頭につけているライト以外は光がないので真っ暗。途中、コウモリのおしっこ臭い。これ、1,2艘のカヌーだけだったら、全然印象も変わっただろうな。
2回めはパナック島から15分ぐらい走ったところにあるホング島。ステッカーの順番にカヌーに乗るというルールは2回めにしてなくなった。日本人は私たちだけ。中国人もいない。今回はイラン人の団体が一緒だった。この人たちもルールは無視する人たちらしい。
さて、ホング島ではギザギザした岩肌の小さなケイブをくぐったり、その向こうに広がるラグーンを巡ったり、パンガー湾の魅力を凝縮したような、自然と静けさに満ちた空間を満喫できる。ここはとってもいい!この岩はゾウの形をしている、これはトリ、亀だ!など、カヤックガイドがタイ語で教えてくれた。タイ語が堪能なR子が、彼はタイ語が下手だといって、どこの出身か聞いていた。彼はモン族なんだそう。タイ北部の山間部からやって来た人だ。
苔がみっちり生えた岩の下を頭を下げてカヌーで通過。水も緑が映って黄緑の世界。狭いい岩の間を通ったり、楽しい気分。おかげさまでカヌーを満喫できた。
その後はナカベイというところでスイミングタイム。イラン人グループはほとんどが家族連れで、大きな肥満気味の若いパパたちが先導を切って船から飛び込み。みんな泳いで楽しんでいた。
このスイミングの間に食事の支度がされた。時間はすでに2時。やっとランチ!かなりお腹がすいた。レディと子どもファーストとスタッフが言っているのに、割り込んで来るイラン人おやじ。ムカッ!
そして最後は有名なジェームス・ボンド島(タプー島)観光へ。ジェームス・ボンド?007である。その『黄金銃を持つ男』のロケ地がこのタプー島。しかしこの映画1974年製作だから、ほとんどの人が見たことない、というのが本当のところ。
それでも映画のロケ地ということで、古くから観光名所になり、訪れる人も多い。私なんて、来る機会がなく、長年住んでいて初めてと言ったら、R子さんにびっくりされた。
この島に上陸するには、島の沖合で小さな船に乗り換えて行く。すっごい小さな島に観光客がどっさり。同じ土産物を売っている土産物屋が並んでいる。店員さんはあまり売れないのか?感じもよくない。
さてさて、その造形に驚かされたのは、ジェームス・ボンド島ではなかった。上陸するとすぐ見えた赤い岩肌の斜めに切り立った大きな岩盤!これ自然!? すごい!奥は洞窟になっていた。
その向こうに、お目当てのジェームス・ボンド島が見えた。なんだ、思ったより小さな岩だ。タイ語でタプー島といわれているのだが、タプーというのは釘という意味で、海に突き刺さっている感じなので、そういわれたのか。
拍子抜けではあるが、その昔、007のロケハンでこの島を見つけたときは、人もいなかっただろうし、さぞかし感動的な風景だったろう、と想像した。
30分の観光タイムを終え、また小船に乗って、乗ってきた船に戻る。これが混み合ってなかなか大変だった。あの割り込みイランおやじが、違ったグループの船に乗ってしまったところをR子が発見。助けてあげたくないけど、おやじが違う船に乗り込んだらそれも面倒なことになる。R子が近くにいたスタッフに「あの人、違う船に乗り込んでいる」といって、助けてあげた。それなのにあのおやじときたら、スタッフに「なってない」的なコンプレインしているようだった。わがままなおやじである。
船に戻って、プーケットに向け出発。帰りは2時間。スイカなどをいただいていたら、なんとオカマのスタッフ(カヤックガイド)がダンスを披露という時間もあった。オカマたち、きれいじゃないけど楽しそうに踊っていた。その後には、なんとイラン人数人がイラン音楽をかけて楽しそうにダンス....。
いろんなものがごちゃまぜになったツアーだった。それなりに楽しめたから、いいかな。