プーケットウォークのブログ

現地発信プーケット日本語情報サイト『プーケットウォーク』の取材ノートです。グルメ、ショッピング、観光、ビーチ、生活など、日々感じたことや感動したことなど。

チュイトゥイ神社がきらめいていた夕方 3日目-プーケットべジタリアンフェスティバル2017

今日はプーケットで一番賑やかで、信者数も多いタウンのチュイトゥイ神社に行ってみました。特別、なんの儀式もないので、人も少なめ。行ったのは夕方6時過ぎ。お天気が良かったので、夕焼けしています。

 

タイは故プミポン国王の火葬式を10月26日に控え、国全体が喪に服しているため、本来、ベジタリアン・フェスティバル中は白の服を着るのですが、今年は黒でもいいとか。そのため、いつも島中が真っ白装束の人であふれかえるのですが、今年はそれもありません。

 

チュイトゥイはなんだか、赤く染まった夕日の中でキラキラときらめいて見えました。こんな風に感じたのは初めて。通常は『九皇大帝』とかかれた黄色い旗がはためいているのですが、チュイトゥイだけは白旗にしたようです。ここは信者も多いのでお金持ち神社でもあります。

祭壇も電飾です。

神社前にはタウンで一番賑やかなベジタリアンフードの屋台が並びます。ベジタリアンフード作りの経験豊富な店もあるし、ご飯から麺、おかず、お菓子など様々な店が出ています。年に一度、ベジフードを食べることで、動物性蛋白質を制限し、動物の殺生も減ります。これもいいことだと思います。

 

私はおかずが並ぶお店でおかず2種のせを頼みました。手前は魚もどき。歯ごたえとか、よくできています。

動物性蛋白質に加え、ニンニク、チリなども使用しないので、料理は全体的に甘めになったり、油を使うものがおおくなります。これが健康的かといえば、ちょっと?でもありますね(笑)

 

 

 

全室がスイート!スイス流おもてなしが快適なスイスホテル リゾートプーケットカマラ

先日、スイスホテル リゾートプーケットカマラに宿泊してきました!お部屋は1ベッドスイートのプールサイドテラス。客室は180室あって、全タイプがスイートタイプ!1ベッドから3ベッドまであります。

 

カマラビーチというのは、賑やかなパトンビーチの北隣りのビーチで、静かなビーチですが、山際には高級ホテルが孤立した感じで建っていて、プーケット最後の高級ホテルエリアといえるかもしれません。

 

スイスホテルはビーチまでも徒歩5分ほど。大通りからちょっと奥まった所にあり、ホテルの手前にレストラン、お土産屋、ミニマート、両替所、マッサージなど、一通りのものが揃っているので、不便さはありません。

 

さて、ホテルの印象は非常に良かった!

私はスイスに入ったことはありませんが、ホテル学校もスイスが有名ですよね。そういうスイスという名がつくだけあって、『ゆったりしている』『ご飯がおいしい』『細やかな心遣い』と、すっかりお気に入りになりました。

 

まず、宿泊したお部屋はリビング、キングサイズベッドのベッドルーム、バスルーム(シャワーのみ)で43㎡。ゆったりしています。家族でも、友達同士でもいいと思いますが、やっぱりリビングエリアがあると、快適さが違いますよね。32インチの薄型テレビがありますが、なんとNHKプレミアムが入っているので、ニュースも番組も日本語で見られます!これ意外となくて、通常はNHKワールドといって、すべて英語プログラムバージョンが多いんです。

ソファはソファベッドになっていて、下の段が引き出せるようになっているので、ここで一人寝られます。このソファベッドはなかなか使い心地もいいです。

 

ベッドは寝る前のターンダウンもしてくれて、ベッドサイドのテーブルにお水も用意してくれます。寝心地のいいマットと枕、寝室にもテレビもあります。クローゼットにはセーフティーボックスとアイロン台もありました。

バスルームはコンパクトでシャワーのみですが、バスアメニティも細やかに揃っていて、コットン&爪とぎ、男性用カミソリ、歯ブラシもありました。気が利いている!

 

朝食はコンパクトに並んでいて、取りやすかったです。甘いもの好きな私はワッフルコーナーへ。その場で焼いてくれて、生のフルーツやドライフルーツ、ナッツ類もあって、メイプルシロップやチョコソースなど、いろいろあり!

あのジェイコさんが美しくトッピングしてくれました!それから可愛らしくボトルに入ったヨーグルトは甘くない!パッションフルーツとストロベリーソースの2種類。野菜も豊富で、バルサミコがあったのもよかった。

すごく細かい話になると、スプーンやフォークも持つところがまるっとしていて、持ちやすいんです。こういう気遣いが素晴らしいなあと思いました。

 

このホテル、これだけ快適に過ごせて、はっきりいって安いんです。こちらでチェックしてみてください。

欧米人の家族連れが多いのも特徴です。プールにはスライダーもあります。

 

夕方カマラビーチにサンセットを見に行くのもいいですよ!ビーチには、あの世界的に有名なビーチクラブ、昨年オープンしたカフェデル・マーがあり、そのお隣にはHQというビーチクラブがあります。ホテルから、大通りを渡ってすぐなので、とても行きやすいです。

 

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プーケットベジタリアンフェスティバル、はじまる!23時45分!九皇大帝のお迎え

お祭りは好きですか?

私はお祭り大好きです。日本の実家でも大きなお祭りがあって、小さなときから魅了されていました。

 

プーケットに来たときは、ビーチリゾートなので、歴史のあるお祭りなんてないと思っていました。ても、ベジタリアン・フェスティバルという、スーパーナチュラルな奇祭に出会えたのです。

 

このお祭りは東南アジアの華僑が信仰する『九皇大帝』の祭り。タイではキンジェー(ベジタリアンフェスティバル)と呼ばれ、プーケットが最も有名です。

 

『九皇大帝』はキュウオンと呼ばれる海の神様です。祭りの起源は今から約200年前、プーケットが錫鉱で栄えていた頃、旅回りの中国歌劇団が得も知れぬ病気にかかり、彼らは神に祈りを捧げ菜食を続けると、皆完治した。それを知った住人たちが菜食の習慣を始めたというのがその起源といわれ、祭りは陰暦9月に、9日間で開催されます。

 

プーケットはタイの仏教寺よりも中国神社の数が多く、この祭りの間、各種儀式を執り行う中国神社は25もあります。信者は祭りの間、菜食を通し、以下の十戒を守ります。

ベジタリアン・フェスティバルの10のルール

1.期間中は身体を清潔にする
2. キッチン用具を清潔にし、菜食をしない人とは同じ食器を使わないl
3.期間中は白を着用
4.肉体的にも精神的にも行儀よく振る舞う。
5. 肉を食べない
6. セックスをしない
7. 飲酒しない
8. 喪中の人は祭りに参加しない
9. 妊婦は祭りで行われる儀式を見ない
10. 生理中の女性は儀式に参加しない

 

祭りの見所は神が降りたといわれるマーソンたちの苦行。マーソンは、その身を神に捧げた人のことで『神々の馬』という意味です。とくに街を練り歩く行進では、頬に鉄串などを刺して歩きます。マーソンはトランス状態にあるためか、常に首を振り、目はどこか別の次元を見ているかのよう。自らに課す苦行では神が降りているため、痛みはないといわれています。

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その他、刃が付いた梯子上り、そして火渡りなども行います。時々、動物や老人、赤ん坊を思わせる振る舞いをするマーソンがいるが、それはそういった神が入ったかららしい。神社に戻って金串を抜いた後のマーソンを見たことがあるが、出血もたいしてせず傷口の小ささにもびっくりしました。

 

この21世紀の時代に、平然と『神様が降りる』という現象を目の当たりに見て、それが多くの人に普通に信仰されている。これは驚くべきことではありませんか?!

 

そして、9日間という長丁場のお祭りの間、昔から続く、数々の儀式は、スーパーナチュラルな世界で、かつ整然と執り行われていることに、私はものすごく魅了されています。

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さて、昨日の初日は神様をお迎えするためのポールが各神社に立てられ、深夜23時45分から九皇大帝、そして最上の神と呼ばれる玉皇大帝をお迎えする儀式が執り行われました。

お迎えの儀式。祭りの間、九皇大帝は遠くに見えるポールの竹竿にぶる下がっている三角の灯明にいるといわれています。

 

祭りに招待される最上の神といわれる玉皇大帝は、ちょっと見える黒い旗に包まれて神社内に運ばれます。

こちらが玉皇大帝の祭壇。奥には、この祭りの間だけ開かれる九皇大帝のための部屋がありますよ。

 

私は住んでいるエリアがカトゥという場所で、そこの神社が祭りのオリジナルといわれ、昔ながらの儀式の形を踏襲しているといわれています。昨日はそこでお迎えをみていましたが、はっきりいって、厳かですが地味です。

 

タウンのチュイトゥイ神社がプーケットでは最大規模のマーソン(300人ぐらい)がいて、その財力により、派手なパフォーマンスで儀式を執り行います。信者も多いので、神社はいつもめちゃ混み。メディアはこの神社を取材することが多いです。

下記にはチュイトゥイの初日のニュース。

www.thephuketnews.com

私にとって、ベジタリアンフェスティバルは、スーパーナチュラルな世界に浸る、ベジタリアン料理を楽しむ、という2つの楽しみがあります。とくに不思議が大好きです!

 

このブログでは祭り期間中、その一端を紹介していきたいと思います!

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とろとろカキの卵とじ炒めオースアン!┃プーケットで食べる潮州料理!

プーケットでは珍しい、潮州(チャオチョウ)の中華料理が食べられる店がタウンのサムコンにあります。タイに華僑が多いというのは意外と知られていないことらしいのですが、その多くは広東省の潮州からの人たち。華僑といえば、潮州人というのが圧倒的なんだそうです。

 

ところが、プーケットは華僑といえば、福建省からマレーシアのペナンに渡った人たちなので、地元の中華系食堂で食べられる料理も潮州系とは異なります。

さてさて潮州料理というのは調べてみると、

スルメ、干し牡蠣、魚の干物、乾燥させた浮き袋、ふかひれなどといった海産物系の乾物をよく利用。これらの素材は、煮てやれば、うま味を引き出せるので、スープをはじめとして、比較的あっさりしているが素材のうま味を活かした料理に特色がある。

 日本人も好きなあっさりした味ですが、日本には専門店は少ないとか。

 

それでは料理を紹介!まずは代表的な潮州料理のひとつ、オースアンをいただきました。カキのタマゴとじ炒めです。とろとろっとした新鮮なカキがたくさん。とろみがあって美味しい!

お馴染みジェイコは、この料理に使われているお酒(たぶん中国の)の匂いがだめといっていって、あまりすすまない様子。お気の毒です。これは150バーツだったと思います。

 

麺はライスヌードルが基本とのこと。これはタイ料理に同化していますね。ここでも人気料理ということで、ラットナー(あんかけヌードル)を。具は豚にしました。メニューによれば、豚肉も柔らかくなっています。ごま油のいい香りがして、あんがとろっとしていておいしい。キッジョーを入れて食べろといわれました。これは飲茶を食べるときに使う酢醤油です。これは50バーツ。

 

カオパットプーもおすすめだということで食べましたがこれは普通かな、というレベル。米がパラパラになっているのはいい感じ。これにラットナーのあんをかけて食べたら、うわあ!めちゃうまい。ご飯がすすむ。すすむ。

 

 

タイに住む中華系タイ人は70%が潮州出身でプーケットのホッキアン(福建省出身)たちは全体からみればマイナリティ。プーケットではどこにでもある黄色い太麺ミールアンはバンコクではあまりみかかけない麺なんだそうだ。

私もジェイコもタイといえば、プーケットからなので、ミールアンがバンコクにはないということが衝撃的でした!

 

それに、プーケット名物ホッケンミーは汁が多いのですが、炒め麺に汁があんなに入るのもどうもプーケットだけらしい。これまた衝撃的!

 

個人的にはミールアンは何か粉っぽくてあまり好きではないけど、プーケットらしさを担う麺だったとはね。

 

このお店、なんとアワビのラットナーとかもありありますよ。これは2~3人用で一皿350バーツ。

 

次回はぜひ、アワビのラットナーをいただきたい!

 

 

潮州菜館

営業 11:00〜14:00、17:00〜22:00

プーケットタウン・ワチラ病院の向かい側。ややバンコクプーケット病院より。看板が目印

 

 

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カフェ プーケット(Auntie's Recipes Kaffe' Phuket) 居心地がよすぎるかも?!のカフェ

プーケットでは1ヶ月に10軒以上のお店がオープンしているんだそうです。SNSを見ていても、いろんなお店が紹介されています。カフェもまた、人気店が支店を出したり、様々なスタイルのカフェが増えています。

 

今回、ご紹介するのは『Antie's Recipies Kaffe' Phuket』。多分、カフェプーケットと言ったほうが地元では通じるんじゃないかと思います。

 

オールドタウンエリア、元銀行で今は『ババミュージアム』のすぐそばです。ここはコーヒーも、まあまあ美味しいです。朝食&ブランチ、エッグタルトやケーキ類もちょっとあります。しかし、カフェとして魅力なのは、居心地がいい!

 

 

 

しかもテーブルとソファの高さが絶妙で、座り心地がいいです。PC置いて作業してもいいぐらいなんです。テーブルは木製で、お店の人に聞いてみたら、店主がバンコクでセコンドハンドで買ってきたそう。安かったみたいです。

 

あんまり長居しては悪いと思ったけど、お客もいなかったし、すっかり寛がせていただきました。シノポルトギーススタイルのショップハウスなので、うなぎの寝床のように細長く、アンティークなデザインのガラス戸で仕切られた奥はノーエアコンですが、おしゃれな空間になっていて、その奥にトイレがあります。

 

 

こういう、余裕があるカフェはオールドタウンにいくつかあり、地元のタイ人が道楽でやっているのかなあと思わせますが、このカフェも長くありますので、この心地よさは根強い支持層を獲得しているのかもしれません。

 

Auntie's Recipes Kaffe' Phuket

営業:9:00-18:00

 

 

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カオランで夕日を眺めてトゥンカカフェで食事もいいコース!

プーケットタウンの展望台といえばカオラン。小高い丘ですが、東海岸の景色と町並み、はるかにビッグ部ブッダが見えます。夕暮れ時には観光客や地元民もやってきて、夕日を眺めて、お約束の自撮りに熱中している人も、まあなんと多いこと!

 

その昔、まだプーケットにやって来たばかりの頃、タイ人に連れてきてもらったカオラン。真っ暗でした。そして眼下の町のネオン。なんだコレ?!夜景とはいえないけど、お世辞までに『きれいだ』といったことを覚えています。

 

しかし、それから約20年の時が流れ、カオランの夜景も成長しました。キラキラ、きれいだなと思ったのは、カオランの有名タイ料理店『トゥンカカフェ』からみた夜景。この店も覚えていないぐらい前に来たことがあるだけで、本当に久々の来訪。

 

店は天気も良くなったせいか、めちゃ混みでした。すでに夜景がきれいに見える席はいっぱい。私たちはちょっと奥の長いできそうな席について、シンハービールを飲んで、蓮の茎のソムタムと、イカのニンニク炒めをいただきました。この日も麺たべたり、アイスたべて、コーヒー飲んでとやっていたので、夕食にしては超軽い。

 

蓮の茎のソムタムなんて珍しい。ジェイコが選んでくれました。シャキシャキして美味しいです。生のエビも入っていてプリプリですごく美味しかった。イカのニンニク炒めははずれはないという、メニューですね。

 

久々のトゥンカカフェは、また来てもいいと思える店でした。 

ソムタムラーイブアクンソッド 蓮の茎のソムタム 150B 

プラームッグトートカティアム 240B 

シンハー大瓶 130B

 

Tunk Ka Cafe, 11:00 am - 9:30 pm

 

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