南国らしく、屋外で受けるタイマッサージ
屋外で受けるマッサージって、ちょっといいなあと思いませんか。近頃はプーケットでもエアコンルームでのマッサージが大半です。屋外でできる場所は限られ、自然があってゆとりのスペースがあるところでないとダメですよね。
かなり昔、スパの広告を作ったときに、屋外施設で撮影をしたのですが、見た感じはよく、イメージも的にも良かったけれど、実際には暑くて、誰もそこではマッサージ受けなかった、ということがありました。これは敷地面積が狭すぎたんですよね。
タイでは東屋風の建物をサラと呼びます。田舎の道端とかにもありますよ、休憩所みたいな感じで。タイレストランでも見かけます。ヤシ葺きの屋根に竹のテーブルが置いてあるという設定で、私もサラで食べるのはなんとなく好き。プライベート感があるし、素朴さもいいです。
こんなサラ(東屋)でタイマッサージを受けるのはどうでしょうか。パトンビーチから車で約15分のところにあるムックダースパ。サラも大きい!目の前には湖があるので、涼しい風が吹きます。水辺って涼しいですよね。今の季節なら気持ちよく受けられる!
下の写真のように、スパは湖に面して建てられています。これはクールダウン用のジャグシー。
ただ、屋外は夕方ぐらいから蚊がでてくるので、午後3時ぐらいまでがいいとスタッフが言っていました。
サラでのタイマッサージはトロピカルな雰囲気のムックダースパの隠れ人気メニューだそうです。
パトンカーニバル始まる!ハイシーズン幕開けのイベント
11月1日から3日間、プーケット最大の賑やかなビーチ・パトンビーチでは、ハイシーズンの開幕ということで、毎年パトンカーニバルというイベントが開催されています。
昨晩の夜はパレードがあるということで見に行ってきました。まだまだシーズンの入りなので、観光客も超少ない!
メイン会場はパトンビーチホテル前で、ナコンシータマラートから呼んだ学生のマーチングバンドがまず、先陣。パレードなんだから、道を流しながらやればいいのにと思いますが、定位置でやっているため、なんにも見えません。『スーアイガーンマーック(きれいですね)』というMCだけが聞こえます。
やっとマーチングバンドが動き出し、それについでサイモンキャバレー(オカマショー)、ファンタシー(テーマパークで創造の古代タイの世界をテーマにしたショーを開催している)、サイアムニラミッド(同じくテーマパークでタイカルチャーをテーマにしたショーを開催)、ジャングセイロン(パトンのショッピングセンター)、カトゥ(パトンビーチも所属する行政区)の行列が続きました。
サイモンキャバレーは車だけ通りました。オカマの踊り子さんたちはショーが始まるため、不参加というアナウンスが....。なんということでしょうか!
こちらはカマラビーチにあるファンタシー。ゴールドはファンタシーのテーマカラーですね。
こちらはタウンにあるサイアムニラミッド。ベースがバンコクのせいか、見せながらパレードしてくれています。いつものジェイコさんと、『やっぱり違うなバンコクは』談義です。
こちらはショッピングセンターのジャングセイロン。この白い獣はなんでしょうね?あっ、それからパレードにはオカマちゃんは欠かせない存在ですね。
そして私も住んでいるカトゥも参加。
行政がオーガナイズしているせいか、スムーズでないパレードの進行、なんか地味なオープニングでした。喪が開けて間もないことも影響しているのでしょうか?
2日の予定
●パトンバンドチャレンジ
16歳以上のバンドが参加して、ベストバンドのタイトルを争うコンテスト
●クラブシェフパトンによるクッキングコンペティション(明日まで)
●シーフード、OTOP製品の販売
南国プーケットの冬。ハイシーズン来たる!@カマラビーチにて。
つい、1週間前だったか、風向きも変わり、プーケットはハイシーズンである乾季に突入したと発表されました。その途端に、日中はいいお天気なのですが、夕方から雨が降ることが多く、雷もよく鳴る。日曜日は夕飯時に2度停電となり、ろうそくを点けて過ごしましたよ。
日曜日の日中はカマラビーチに用事があったので、ついでにビーチにも行ってみました。カマラビーチというのは、プーケットで一番賑やかなパトンビーチの北隣のビーチで全体的に静かなビーチ。イスラム教徒も多く居住しているので、バーやナイトライフ系はあまり発展せず、ビーチ沿いにはイスラムの墓地があるため、大きく開発できないのかもしれない。そのおかげで静けさを保っているともいえそう。
ビーチは2004年の津波の後に整備され、ヤシの木が植えられていていい景観。雨季はサーフポイントにもなるので、まだ、サーフボードレンタルも出ていました。マッサージ屋さんのテントもある。タイマッサージは1時間300バーツ、約900円。
数年前まではビーチにちょっとしたカフェがあったり、高級ホテルのビーチチェアが並んで優雅な雰囲気もあったのですが、政府のビーチクリーン政策で、いろいろなものが撤去されて統制され、今は指定されたエリアにビーチチェアとマッサージがあるのみとなってしまいました。
そうえいば、パトンビーチは11月1日からビーチでは喫煙禁止となりますね。新聞で見ましたが、喫煙部屋みたいなのができるようです。
まだまだビーチにいる観光客も少ないです。ヤシの木陰でタオルを引いて座っていたり、最近流行っているのか、簡単にふくらませることができるソファなんかも見かけます。これは通りの店で売っているらしい。
今来ることができる人はホテル料金もまだ抑えめ、天気もいいし、空いているし、海はきれいだし!とかなりお得に楽しめます。
これから1月いっぱいぐらいまでは、プーケットも一番いい季節。わりとカラっとした天気で、日中は暑くのですが、冬といわれ、夜になると涼しくて、ちょっと長袖をきてもいいぐらい、という日が続きます。
パイナップル。神様からの賜り物。ベジタリアンフェスティバル最終日
9日間のベジタリアンフェスティバルも終わりました。祭りとしては本日、お迎えのために立てた竿を下ろして終了。
でも祭りの主神である九皇大帝を送る儀式は昨晩、各神社やサパンヒン広場で行われ、私が行ったカトゥ神社では23時45分から送る儀式が始まりました。これが事実上の祭りの終了となります。
カトゥでは昨日の15時から火渡りの儀式がありました。熱くなった炭の上をマーソンや信者が歩くというものです。
この火渡りの儀式を九皇大帝も見物するという設定で、神社内の九皇大帝の特別室までぼんぼりがお迎えに行き、専用の神輿に乗せられて火渡り会場まで行きます。この間、大太鼓と鐘が鳴り響き、神々しい雰囲気に。私はこの時が大好きです。
そして、今回の話はパイナップル。火渡りも終わり、神社内で写真を撮っていたら、ちょっと険しい顔をしたマーソン(神が降りた人)が祭壇にあったパイナップルを持った瞬間、こちらに向かってきました。
え?わたし?
そうです、マーソンが私にパイナップルを下さいました。私はびっくりしながらもひざまずいて両手でそれを受取り、マーソンが持っている黒い旗の下、祝福されたのでした。これはとてもラッキーなことといわれています。
このときの私のイメージ画。最近、いいことなかったように思うので、とってもうれしい!
今年は前国王の喪中で、お祭りもすごく地味に行われ、祭りの魅力はやはり半減していましたが、最後のこの祝福は初めての経験で、個人的にはいいお祭りだったということで終了です。
プミポン前国王の火葬式。国中が喪に服す。
前年の10月13日に亡くなられて、本日26日に火葬式が執り行われています。この儀式はタイの全テレビ局でライブ配信。そのスケールの大きさと荘厳さには圧倒される思いです。写真はテレビから撮ってみました。
前国王は在位70年という世界現役国家元首で最長という記録です。また前国王は貧しい人たちのために尽力を尽くしたことで、国民に本当に愛された国王でした。
犬好きなことも有名で、王宮で生まれた雑種犬たちも可愛がっていました。いつも王様に寄り添う姿が愛らしかったトーンデーンは、国民の間でも大人気になって、銅像も立てられたほど。
朝からずっとテレビ中継されていますが、火葬されるのは午後10時。タイ全県で、火葬台(というのか?)のレプリカが建てられ、国民が火葬式に参加できるようになっています。
黄金色に輝くのが火葬台。びっくりです。これは後ほど取り壊されるそうです。
前国王が安置されている黄金色の棺桶です。
それに加えて、私の家のすぐそばの寺も儀式を行う寺に認定されていて、午後8時から儀式が執り行われるとのことです。これには行って見ようかと思っています。
タイ王国の歴史と華麗な文化、王室の権威、国民の王室に対する敬意を十分に感じさせられる一日です。
最後の写真は火葬台に向かう黄金色の棺桶。最期のお別れなのだと思うと荘厳で感動的でした。
ベジタリアンフード三昧!ベジタリアンフェスティバルは粛々と。
ベジタリアンフェスティバルは28日までですが、やはり前王様の火葬式があるということで、全体的に国中が静かで、毎年、エネルギッシュに行われるお祭りも今年はとても静かです。
24日の夜に行ったバンニャオ神社。ヨガに行った後で儀式開始には間に合いませんでした。この日は【北斗七星を慰労する儀式】。道教では北斗七星を介して人間はパワーを与えられるという信仰があります。この式が終わると御札を配ります。この神社では、毎年赤い点を額につけるマーソンがいます。お付きの人はどうみてもタイ人でしょうけどインド系。
さて、ご飯は神社そばの店で。ここは美味しかった。野菜炒めはシイタケがとってもいい香りで甘しょっぱな味が染み込んでました。湯葉にきくらげ、辛くない大粒のチリ。トムソムとよばれる酸っぱいスープはタマリンドの酸っぱみがすごくて、こんな酸っぱいスープいままで飲んだことない。パイナップルや分からない茎、カシューナッツも入っていました。自然な味が良かったです。
そして25日のお昼ごはんはチュイトゥイ神社のそばのベジフード専門店。料理は厚揚げ、海苔入り野菜スープ、豚肉もどき入りカレー、ナスの炒め物。
その後、お菓子を買い、居心地のいいカフェでお茶を飲んで、IKEAのショールームに行き、買い物がてらセントラルでベジかきあげそばを食べて帰ってくるという、非常にのんびりとした一日でした。タイは通常、麺がすごく少ないのですが、このベジそば、異常にそばが多く、食べきれないぐらいでした。プラス、ここでもまたあんかけ豆腐たべました。
お腹にたまらないので、またすぐお腹が空きます!
おいしいベジタリアン料理に出会えた!【第5日目】
今日は友達とヨガの後に、プーケットタウンのサムコンにある【ドクブア】レストランに食べにいきました。ここは通年をベジタリアンフードを出しているお店。
ちょっと前まで通っていたヨガスタジオで一緒だった、クンメー(お母さん)と呼ばれていた女性のお店です。私はほとんど同じ年なので、クンメーとは呼べないんだけど、名前は知らないんですね。
豆腐のあんかけ、ケールとニンジンのスープ、トートマン、そしてクンメーから、シイタケにノリを絡ませて揚げた天ぷらをサービスしていただきました。
おいしかった!しいたけはダシがでて料理を美味しくしますね。ケールのスープ、日本では青汁に使われますね。すっきりしていておいしかったです。野菜も新鮮。トートマンもとてもいいお味でした。
ただ、お腹いっぱいになるぐらい食べても、お腹いっぱいにならない!これ、ベジフードの悲しさ。
友達も、頻繁に食べるので、逆に太ったと言っていました。そうです!お祭りの間はベジフードを食べますが、いつもお腹が空いている、甘い物が多い、粉ものもよく使われている、揚げ物も多い。という状況なので、これが本来の祭りの主旨でもある、『身体を清める』ということに合っているかといえばちょっと疑問です。